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誰でも簡単!がんを予防する5つの習慣

がんは早期発見・早期治療で90%が治る病気ですが、心理的・身体的・経済的な負担はとても大きいもの。
早期発見よりも予防できるほうが良いですよね?
今回は、簡単にできるがんの予防の生活習慣をご紹介します。

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腎臓がんになった消化器外科医 船戸医師のがんを予防する5つの習慣

船戸医師は、10年前(当時48歳)、腎臓がん(初期症状があまりない事が多く、発見時には進行している事が多い)になった経験から、生活習慣を改めて、がんを予防する5か条を編み出し、患者さんに伝えているそうです。それは、「誰でもいつでもどこでも気楽に出来る」方法です。ここでは、がんを予防する5か条を「がんを予防する5つの習慣」とします。

さて、いきなりクイズです!

以下の〇〇に何が入るでしょうか!?

がんを予防する5つの習慣
1.毎日必ず〇〇をとる
2.夏でも〇〇を着用
3.〇〇の時にちょこっと歩く
4.家族と毎日〇〇
5.最低〇〇時間の睡眠

 

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答えは・・・

がんを予防する5つの習慣
1.毎日必ず納豆とメカブ、とにんじんジュースをとる
2.夏でも靴下を着用
3.往診(外出)の時にちょこっと歩く
4.家族と毎日笑う
5.最低時間の睡眠

でした!

いくつ当たりましたか?
私は、ゼロ、でした。。。

でも、こんなことで、がんが予防できるの? という感じですよね

それぞれが、がんの予防にどう働いているのか、一つ一つ見ていきましょう。

 

1.毎日必ず○○をとる

【毎日必ず納豆とメカブをとる】

大豆に含まれるイソフラボンは、制がん効果が高い。
発酵されているので、消化吸収がされやすい=胃腸に優しい。
メカブは制がん効果の非常に高い物質フコイダンが豊富に含まれる。

朝時間がない人でも短い時間でこれだけでOK。効率よくがんを予防する食事が出来る。(船木医師)

がんは大きくなる時に、周りに毛細血管を新しく作り、酸素や栄養を吸収して増えていきます。

大豆イソフラボンの1種であるゲニステインは、この新しい血管が作られるのを抑える働きがあることがわかって来ています。

「納豆メカブだけでは物足りない」という人は、豆腐半丁で納豆1パック分の大豆イソフラボンをとれます!

 

ここで、私が気づいたのは、納豆メカブは腸内環境(腸内フローラ)を良くしてくれる食べ物でもある、ということ。

腸内細菌で、「アリアケ菌」が出すDCAという物質が、細胞を老化させて、がんにつながると考えられています。

納豆メカブは、腸内環境の改善と言う点でも、がん予防に影響しているでしょう。

腸内フローラを整えるには、こちらの記事「腸内美人は心もからだもキレイな美人!たったの2週間で美人フローラを咲かせるにはこれ!」がオススメです。

【毎日必ずにんじんジュースをとる】
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にんじん3本、りんご1こ、レモン半分をミキサーで絞ったジュースを毎日飲んでいる。

にんじんが良い。強い抗酸化作用をもつβカロテンが豊富。

βカロテンの抗酸化作用が、がんの原因の一つとされる「身体の酸化」を防いでくれるため、がん予防につながる。

にんじんは糖質も入っているけれど、栄養バランス的に非常良い。にんじんだけだと飲みにくいので、リンゴの甘さを足して、飲みやすくしている。

いい身体を作ろうと思えば、良い食事にしなければならない。 これが、がんになって、教えてもらった事です(船戸医師)。

私がこれを見て確信したのは、にんじんジュースは「石原式断食ダイエット」や「ゲルソン療法」で利用されており、体の代謝アップ、免疫力の活性化に良いんだ、ということ。

「納豆メカブ」と「にんじんリンゴジュース」なら、作る手間がほとんどないので、忙しくて時間がない人も、簡単にがんを予防する食事がとれますね!

2.夏でも〇〇を着用

【夏でも靴下をはく】
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がん予防には、体を温めることが重要。足先が冷えると体温が低下して、免疫細胞の活動も低下してしまう。足首は細く、太い血管が表面に近いので体が冷えやすい。夏でも、くるぶしから5−10cmある靴下がオススメ(船戸医師)。
体温が1℃下がると、免疫力が30%低下すると言われています。

50年前の日本人の平均体温は36.9℃、現在の平均体温は36.2℃だそうです。これは靴下を履かなくなったからではなく、筋肉量が減っているから。
それが、次の外出時にちょこっと歩くにつながります。

3.〇〇の時にちょこっと歩く

【外出の時にちょこっと歩く 】

船木医師の場合は、往診で患者さんの家に行く際に、少し離れたところに車を停め、歩く時間を作っています。私たちなら、一つ前の駅やバス停で降りて、歩くのがいいでしょう。

体の中で、がんを消しているのは免疫細胞のリンパ球。リンパ球の働きを活性化させるのが体温を上げることです。適度な運動をして筋肉をつければ、体温があがり免疫力もUPします。

これは、基礎体温を上げるということです。筋肉をつけて基礎体温が上がれば、免疫力が上がるだけでなく、基礎代謝も上がって痩せ体質にもなります。ムキムキになる必要はなく、適度に付けば良いのです。

話が少しそれますが、体温を上げるというのは、風邪を引いた時に熱が出ることを思い出して頂ければ、わかりやすいです。

風邪をひくと、なぜ熱がでるのか?

体に入って来た風邪ウィルスをやっつけるために、体温を上げて免疫を強くしているからなんです。

風邪で熱が出はじめた時は、冷やしたり、解熱剤で体温を下げてしまうと、治りが遅くなっていまいます

4.家族と毎日〇〇

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【家族と毎日笑う】
笑う事によって、がんを抑えるホルモンが出るし、リンパ球も活性化する。免疫細胞を活性化する。声を上げて大笑いするほど効果が高まる。笑いは伝染する 伝染効果があるため、一人でも鏡を見て笑うとさらに大きく笑えるんだ(船戸医師)。

笑いは、人を元気にしますよね。お笑い番組を見て笑うのも良いですし、誰かと一緒に笑うのも良いでしょう。

笑うことでナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化して、免疫力が高まります。NK細胞は体内で発生したがん細胞をやっつけてくれます。

実在の医師パッチアダムスをモデルにした映画「パッチアダムス トゥルーストーリー」でも、笑いを治療に取り入れていました。こういう事だったんですね!

5.最低〇〇時間の睡眠

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【最低6時間の睡眠】

人間の体の中では、毎日、早い人で3秒に1個のがん細胞、遅い人で30秒に1個のがん細胞が出来ている。
がん細胞を倒すのはリンパ球。リンパ球がしっかり働いて、がん細胞を消してくれるのは夜なんだ。

昼に5,000−6,000個できたがん細胞を消そうと思ったら6時間の睡眠が必要だと気づいた。

健康な人は、リンパ球ががん細胞を撃退していると言うこと(船戸医師)。

リンパ球が主にがん細胞を撃退するのは睡眠中なので、しっかり睡眠をとりたいですね。

睡眠不足は自律神経を乱れさせて、免疫力を低下させます。

数十年前にラットを使った実験からそれがわかったそうです。「ラットにエサを与え続けるが眠らせない」という実験結果です。

この実験で、ラットは通常よりたくさん食べたものの、次第に痩せていきました。そして、最終的には体温が低下して、3週間で死んでしまったそうです。

睡眠はとても大事ですね!

がん予防効果のある食べ物

 がんは細胞が酸化されて出来ますから、抗酸化作用のあるものが、がん予防の効果があります。大豆イソフラボンの他にも、
  • ポリフェノール・・ブルーベリー、緑茶
  • β―カロテン・・にんじん、かぼちゃ
  • リコペン・・トマト、スイカ
  • B―クリプトキサンチン・・ミカン
等があります。

他の医師によるがんの予防方法

他のがん予防方法には、

1食べ物はずっと同じものではなく、いろいろなものを摂る。
2野菜を食べるときは温野菜という意見がありました。

森山紀之医師(元 国立がん研究センター がん予防検診研究センター センター長)によると、

食べ物の事はよくわかっていないこともあり、同じものをとり続けるのは、まだ認知されていない発がん物質が含まれていた時にリスクとなるので、いろいろなものを食べるようにしている。

丁教授(日本薬科大学学長)によると、

漢方の立場からだと規則的な食生活は当たり前。間食や夜食はしてはいけない。

体を冷やさないことが大事なので、野菜も生サラダとジュースはともに良くない。

野菜は、温野菜でとるのが一番。 温野菜だと、ビタミンが失われると考えがちだが、温野菜にすると吸収効率があがるため、吸収されるビタミン量は増える。

ということです。

まとめ

がんの予防には、抗酸化作用のある食品(主に色の付いた野菜)を摂ることや、体を温めてよく寝ることで体の免疫力を高めることが大事です。これって、自分の体をいたわって大切にしてあげる事ですよね。ものすごい努力をしないといけないことじゃなくて。。。これくらいなら、出来るかもしれません。

がんを治して生きるには早期発見が大事ですが、がんにならないように出来るなら、その方がいいです。

自分の体のために、体に思いやりのある生活をしていく。これががんを予防する当たり前のことなんですね。

それに、また気づいた事があります。

がん予防の方法って、実は肌のシミを体の中から消す方法とほとんど同じです。健康に気を使うことが、美容にもそのまま活きてきます!

シミを消す方法を詳しく知りたい方はこちらの記事「できちゃったシミとシミを消す効果的な方法12選!【保存版】」をどうぞ。

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