菌活!10の効果・メリットと具体的なやり方!ダイエット美容・風邪予防にも効果的
婚活、妊活など、「◯活」という言葉が流行っていますが、「菌活」というのをご存知でしょうか?
菌活は、腸をキレイにしてダイエット、美肌、口臭予防、アンチエイジング、うつ、風邪予防、インフルエンザ予防にとても効果があります。今では女性の7割以上が菌活をしているそうです。
菌活ダイエットとも言える「まいたけダイエット」では1週間で3キロ痩せた例もあります。私は菌活でニキビや吹き出物などの肌荒れがほぼなくなりました。菌活は無理なくできる習慣なので、誰にもオススメできます。
今回は、全ての女性に嬉しい「菌活」の効果とメリット、具体的なやり方と効果を出すポイントをご紹介します。
目次
菌活とは?
菌活とは美容・健康のために、「有用な善玉菌を含む食べ物」や、「善玉菌のエサとなる食べ物」を食べることです。
菌をからだに取り入れて育てることで、腸内環境が良くなります。
美容・健康に有用な善玉菌は、ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌、麹菌、酵母菌、酢酸菌、酪酸菌があります。
菌のエサとなる食べ物には、食物繊維やオリゴ糖などがあります。
菌活の効果・メリット10
菌活の効果・メリットはたくさんあり、ダイエット、美肌、健康に効果的です。一つ一つ見ていきましょう。
【1】お腹スッキリ
菌活はお腹スッキリ(便秘解消)効果が抜群。お腹スッキリとは、お通じが良くなることですね。
便秘が解消されるため、悪玉器の毒素も減る=デトックス効果があります。
毒素が減ると、解毒作用を担う肝臓の負担も減ります。
ヨーグルトのビフィズス菌&乳酸菌や、きのこの食物繊維、お味噌汁や甘酒の麹菌などが特に整腸作用があります。
【2】ダイエット
菌活はダイエットにも効果的です。お腹スッキリ便秘解消で腸内環境が良くなるだけで1-2kgは体重が減ります。
ビフィズス菌はビタミンB群や葉酸を作るので、代謝アップ効果が見込めます。
腸内環境が良くなると、消化吸収が良くなり、代謝がアップします。
糖質や脂肪をしっかり燃やせるからだに変わっていくんですね。
腸内細菌のデブ菌とヤセ菌の有名な話もあります。
デブ菌とヤセ菌について詳しく知りたい方は、こちらの記事もオススメです。
特に、まいたけは「MXフラクション」という脂肪の吸収を抑える&体脂肪の燃焼を助ける成分が含まれていて、ダイエット効果が高いです。
まいたけダイエットについて、効果的な方法が知りたい方はこちらの記事もオススメです。
【3】美肌
菌活は美肌を作るのに効果的です。菌活で腸内環境が良くなると、肌荒れや吹き出物の原因となる悪玉菌の毒素が減ります。
きのこには、肌の新陳代謝を良くするビタミンB1、B2やカルシウムの吸収を促進するビタミンD、肌の素となるアミノ酸が多く含まれていて、低カロリーなのに美肌効果が抜群です。
【4】風邪・インフルエンザ予防
菌活は、風邪やインフルエンザ予防にも効果的です。乳酸菌には免疫力アップする菌もいて、有名なのはR-1という乳酸菌です。
腸内環境の改善が風邪・インフルエンザ予防に役立ちます。人間の免疫の70%は腸にあるからです。
腸には腸内細菌が何百兆個もいるし、外から病原菌やウィルスが入ってくるのは口からが多いので、腸に免疫の70%があっても不思議ではないですね。
きのこは、免疫力をアップするβーグルカンという成分も多量に含みます。
ホクト株式会社によると、特にインフルエンザ予防に効果を期待されているのが、ブナシメジ、ブナピー、ホンシメジです。
1日に体重g(体重50kgなら50g)を食べると良いです。スーパーにある1パックはおよそ100gです。
また、「腸内細菌がコレラ菌などの病原菌を倒すのに密接に関わっている」ことが、最近の研究成果でわかっています。
【5】花粉症・アレルギー予防
菌活は花粉症・アレルギー予防にも効果が期待できます。
ある種類の乳酸菌は、花粉症・アレルギー反応の原因となる抗体IgEの生産量を減らしてくれ、花粉症・アレルギー症状の軽減に役立ちます。
有名なのが、カルピスのL-92乳酸菌ですね。
【6】生活習慣病予防
菌活は生活習慣病の予防にも効果的です。きのこは脂肪や糖質の吸収を抑える水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
血糖値の急上昇(グルコーススパイク)を抑え、糖尿病や肥満予防に役立ちます。
味噌、醤油、日本酒などに含まれる酵母菌も糖質や脂質を分解する働きがあり、高血糖を予防する効果があります。
【7】アンチエイジング
菌活はアンチエイジング効果もあります。菌活で食べるヨーグルト、納豆、味噌など発酵食品には抗酸化物質が多く含まれているからです。
【8】疲労回復
菌活は、疲労回復にも効果があります。
発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌)に含まれる抗酸化物質が疲労(疲れ)の原因である活性酸素を除去してくれるからです。
疲労と言えば、乳酸と思われたかもしれませんが。乳酸は疲労の結果で、原因ではありません。
【9】気持ちが前向きになる
菌活で腸内環境が良くなると、腸内細菌が脳で作られるハッピーホルモン「セロトニン」の原料となるビタミンB6を作りやすくなります。
また、腸でもセロトニンが作られます。このセロトニンは直接脳までは運ばれませんが、神経を通じて脳内のセロトニン量に影響を与えるため、幸せな気持ちになりやすくなるのです。
【10】虫歯予防
菌活というと、腸内細菌が注目されますが、口の中の細菌にも影響します。
口の悪玉菌には、虫歯菌と歯周病菌がいます。虫歯や歯周病に菌活?と思ったかもしれません。
虫歯菌も歯周病菌もどんなに歯磨きをしてもなかなかいなくなってくれませんね。
虫歯菌を倒す乳酸菌「BLIS M18」、歯周病菌を倒す乳酸菌「BLIS K12」というスゴい乳酸菌がいるんです。
虫歯や歯周病のない人の口から発見された菌で、今とても注目されています。
BLIS M18やBLIS K12は、どんな食べ物に含まれるかはわかっていませんが、発泡剤や界面活性剤などが添加されていない「無添加の安全な歯磨き粉」として菌活が出来ます。
菌活で虫歯予防、口臭予防したい方はこちらの記事も参考にしてください。
菌活のデメリット
菌活にデメリットは、
- 菌を含む食べ物が限られている
- 食べ物に好き嫌いが分かれる
ことでしょうか。
「きのこが苦手」、「ヨーグルトが苦手」、「納豆が苦手」という方は意外といますものね。
そういう方は、サプリで菌活するのもオススメです。
菌活の具体的なやり方
菌活の効果・メリットはわかって頂けたと思います。
では、「具体的にどうやったらいいの?」という疑問にお答えします。
やり方は、
- 善玉菌を取り入れる
- 善玉菌を育てる
- 続ける
これだけです!簡単ですね!
【1】菌を取り入れる
菌活の効果・メリットでも触れてきましたが、
- ビフィズス菌:ヨーグルト
- 乳酸菌:ヨーグルト、ヤクルト、チーズ、漬け物
- 納豆菌:納豆
- 麹菌:味噌、醤油、塩麹、甘酒
- 酵母菌:味噌、醤油
- 酢酸菌:酢、ナタデココ、ワインビネガー
- 酪酸菌:ぬか漬け
を多く含む食べ物を食べます。
空腹でいきなり食べると、強酸性の胃酸で菌が死んでしまうので、最初に野菜やスープなどを食べてから、菌を含む食べ物を食べると良いでしょう。
【2】菌を育てる(育菌)
食事によって取り入れた善玉菌や、腸内壁に住んでいる腸内細菌が美容や健康に良い成分を出してくれるためには、彼らが元気になるエサが必要です。
善玉菌のエサになるのは
- 食物繊維:りんご、きのこ、大麦、大根、にんじん、山芋、サツマイモ、海藻類、こんにゃく、ごぼう、アスパラガス、玉ねぎ、とうもろこし、大豆
- 難消化性オリゴ糖:りんご、バナナ、ごぼう、玉ねぎ、ハチミツ
などです。
【3】菌活を続ける
菌活は続けることで、その効果が持続します。
食事などで取り入れた菌は、数日経つと排出されます。具体的には、3日間とも1週間とも言われています。
ですので、善玉菌を取り入れる菌活や善玉菌を育てる菌活をやめてしまうと、腸内環境が元に戻ってしまう可能性があります。
また、腸内壁に住んでいる腸内細菌は生後5年くらいで決まります。その後は、取り入れた菌は定着しません。
なので、菌活は続ける事が大事なんですね。
菌活に良い食べ物と主な効果
菌活に良い食べ物です。菌活の効果とメリット10のどの効果も期待できますが、その中でも特に効果が得やすいものをまとめました。
- ヨーグルトー便秘解消、ダイエット、疲労回復
- お味噌汁ー便秘解消、アンチエイジング、疲労回復
- 漬け物ーダイエット、美肌、便秘解消、
- チーズーダイエット、美肌、アンチエイジング、疲労回復、生活習慣病予防
- きのこ類全般ー便秘解消、ダイエット、美肌、生活習慣病予防、風邪・インフルエンザ予防
- まいたけー便秘解消、ダイエット、生活習慣病予防、風邪・インフルエンザ予防
- シメジー便秘解消、ダイエット、美肌、生活習慣病予防、風邪・インフルエンザ予防
ダイエット目的の場合は、糖質の取り過ぎには注意が必要です。ヨーグルトは加糖の場合、食べ過ぎ注意です。
まとめ
いかがでしたか?
ダイエット美容に効果の高い菌活は、簡単ですぐに出来るものばかりですね。
是非、今日から菌活をはじめてみましょう!
私のオススメは、「まいたけ納豆カレー」と、「ブロッコリー納豆ミートソース」です。この意外な組み合わせが美味しいです!
分かりやすい記事で参考になりました。菌活をやってみたかったけど、簡単に始めれそうです。何をどのくらい摂取すれば良いかなど、とても参考になりました!